いのうちのおうち。

井内友理恵の気ままブログです。

八焔座の一員として

 

皆様、改めまして、
Twitterでもお知らせしました通り、
 
 
いのうちは、八焔座所属女優となりました。
 
 
 
八焔座ホームページも更新されているので、ぜひご覧ください。
 
 
八焔座所属の役者となって、この機会に少しお話しさせていただきたいと思います。
 
 
座長・菊地史恩からのコメントにもあるように、彼の作品には過去に3回関わってきました。
まずその作品たちについて。
 
 
①2012年12月四次元ボックス『ノア』 ユリコ役。
 
 
『ノア』は、3/10に四次元ボックスが再演する『あんのーん』の長編作品。
主人公・光希の深層世界の中で登場した、「概念として」の彼の彼女・ユリコ役でした。
自意識を持たない、人間ではない存在を演じるのは本当に大変でした。
 
しかし、2011年12月、渋谷のルデコという劇場でみた学生版日本の問題『あんのーん』を初めて見たときから菊地史恩の作品に惚れ込み、彼と共に作品を作り上げていく中で、確かに、
「菊地史恩と共に生きたい」と強く感じました。
同時に彼も、『ノア』の現場から私にシンパシーを感じていたようです。
 
 
 
②2013年12月四次元ボックス『此岸花』 八重役。
 
 
『此岸花』はYouTubeに全編アップされています。
 
八重は、女郎として生き、そして死んだ少女です。
またも人間ではありませんでした。言うならば幽霊。
生き埋めになったが故に成仏できず、共に埋められ絆で繋がったタコ労働者たちと七夕の期間のみ姿を現わす。
そんな過去を生きた彼らと、今を生きる人間とが出会い、今を生きる人間たちが能動的に生き方を変えていく物語でした。
 
私は、八重たちはきっと救われたのだと、信じています。
 
お時間あれば、YouTubeをご覧ください。少し前の作品なので今観ると未熟な部分も多々あり恥ずかしいのですが、より多くの方にみてほしい作品であります。
 


③2016年1月八焔座『cicada』 浅田恵子役。
 
 
記憶に新しい恵子ですが、私は菊地史恩作品で初めて生きた人間の役をもらいました。笑
 
菊地史恩は、「恵子は愚直な人間」だと語りました。
恵子ほど真っ直ぐで、頭の良い人間はなかなかいないと思います。
彼女も人間なので、時に人を傷付けることをいってしまったり、自分が傷付いてしまったりすることがありました。きっと。
作中では、自分が間違えたと判断した時、すぐにリカバーしようと努力しました
裏表がなく、自分の欲望に素直なので、ストレスを抱え込みません。
そんな姿が、観にきていただいたみなさまの目に「いい先輩」として映ったのではないでしょうか。
 
『cicada』のトレーラーもぜひ今一度ご覧ください。
 
 
 
 
こうして経てきた、
ユリコ、八重、恵子。
 
3人は私の中で大切に生き続けています。みんなかけがえのない子たちです。
 
 
菊地史恩作品は、苦しむ分だけ、自分自身を成長させ、役の魅力を増幅させます。
そして作品自体に彼の血が通っています。生きています。
 
菊地の作品の登場人物は、作中で起きることを通して真に生きようともがき苦しみ、
自分の中の葛藤と闘い、そして前を向いて歩いていく。
そんなところが大好きです。
 
人間は誰しもが後ろ向きになって、立ち止まって、時に後退することもあります。
しかし、ほんの少しの「きっかけ」で、少しだけ前を向いて歩いてみようと思うこともあります。
 
そんな少しのきっかけを、これから私は八焔座の一員として、より多くの方に与えていきたい。
そう思っています。
 
彼と出会ってから、
菊地史恩と生きていくしかないと思いました。今もそれは変わりません。
彼について行くことと同時に、彼と共にたたかっていきます。
 
 
 
ここからは、劇団員たちについて少し……
 
 
朝戸佑飛と出会ったのも『ノア』でした。
正直当時は、「こいつ苦手だな」と思いました。笑
今でもよくわからないことは多々あるけれども、彼には近親感を感じるのです。
双子の兄、又は手の掛かる兄?
 
生まれも育ちもまるで違うし、考え方も感じ方も大方違うけれど、ふわっとまるっと収まる感覚。
不思議と繋がりを感じます。
彼もまた、菊地史恩のように共にたたかっていく人間です。
 
 
私と共に新劇団員となった、三品優里子
彼女と知り合ったのはほんの1年半ほど前です。
それより前からお互いのことを知ってはいたのですが、
彼女も正直私とは馬が合わないだろうと思っていました。
ところがどっこい出会ったらあっという間に打ち解けて仲良しになりました。笑
 
まだまだ彼女について知らないことだらけですが、三品のもつ「魅力」というのは本当に特殊だと思います。
三品は一緒にたたかっていくというよりも、私が守るものです。
私が男であったら、間違いなく三品を守り続ける道を選んだでしょう。笑
かといって彼女に強さがないわけではありません。私もそんなに強くはありません。
けれど、三品は私が守らなければならないと強く思います。
 
 
そして、金海用龍
彼と知り合ったのはとても特殊な状況でした。
上京したての緊張した彼をみて、「大丈夫かなこいつ」というのが正直な印象でした。
その頃は髪も長くて、なんだかチャラそう…くらいにしか思わなかったものです。笑
 
しかし、彼ほど真面目で義理人情に厚い人間はなかなかいないと思います。
まだまだ今は可愛い後輩ですが、
『cicada』で確かに感じた「これから化ける奴」という感覚を信じます。
経験を積めば積むほどどんどん化けていく人間でしょう。
彼もまた三品のように「魅力」を持つ人間です。
油断してたらやられる…そんなダークホースです。
 
 
 
5人となった八焔座。
八焔座の一員となった井内友理恵。
 
これからもどうか変わらぬ声援、より大きな応援、よろしくお願いします。
 
八焔座の情報はこれから続々公開されていきます。どうぞお楽しみに。
 
 
 
いのうちでした!